
私は仕事柄、中小企業を回って訪問しています。
各会社の生産現場、製造工程を見学し、設備の価格や加工時間、人員配置をヒアリングして、終盤に原価計算、原価管理の状況を聞いてきます。
驚くことに
ほとんどの会社が、「どんぶり勘定」です。
自社が「どんぶり勘定」ということに、気づいていません。
私が、もう少し、ちゃんと計算した方がいいですね。
と言うと、相手から、
- 大体でいいよ
 - 昔から、この価格だから
 - この原価の中身の資料が見当たらないなあ
 - この業界は、このくらいの原価だから
 - 計算なんて面倒くさい
 - 人材がいない
 
と、まあ〜、信じられません。
- どの設備で加工、生産しても、同じ原価、価格
 - どんな商品、製品を加工、生産しても、同じ原価、価格
 
という会社もあります。
この発言は、社長や専務、生産担当役員、製造部長の方々ですよ。
中には、上場企業の会社も含まれています。
それでいて、儲からないと言っているのだから、矛盾しています。
さて、ここまで読んで、みなさんは
「なんだ、うちの会社だけじゃないのか」と安心しますか?
「ここを改革すれば、他社、競合に勝てる」とチャンスだと思いますか?
お勧め
そして、訪問日の最後か、後日に「儲かる原価計算」の概要を説明した後、「儲かる原価計算」をお勧めします。
「儲かる原価計算」を導入した会社は、
- なんだ、やってみると簡単だなー(やっているのは、部下でしょ)
 - そうか、これは赤字だったか
 - 人員配置が悪いからか
 - だから、儲かっていたのか
 - 値下げして拡販するか
 
この瞬間が私の仕事の成果で、やりがいです。
がんばれ。日本の中小企業。
ちなみに、現場改善のアプリ「Sagyo」も、お勧めしています。
  
  
  
  






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