実際原価計算の「期間」と「工程」

実際原価計算の「期間」

実際原価原価を計算する場合は、先ずは、原価を計算する期間「原価計算期間」を決定します。
「期間」は、年間、半年間、四半期、月間、週間のいつでも構いません。
その期間に合った原価や利益を算出します。

既に、社内で月次損益管理や月次決算を行っている場合は、「月間」や「半年間」での原価が計算できると思いますが、中小企業の多くは、年間の損益管理や年間の損益計算書しかないと思いますので、先ずは「年間」の原価計算期間で計算してみては、いかがでしょうか。

この決定した「原価計算期間」にて、減価償却費や生産実績を準備(集計)します。(原価計算の前に)

原価計算の「工程」

原価計算の「工程」と言われて、直ぐに思い付かない場合、分からない場合は、その「工程」の括り(くくり)を決める必要があります。

原価を計算する「工程の括り」を決め、名前を付けた記号、番号を「工程識別」や「コストセンター」などと言い、「工程名」、「コストセンター名」として呼びます

名前を付けたら、その「工程名」を一意に表す「工程記号」とセットで、一覧表にまとめます。

通常、加工する設備1台、1台を示しますので、あえて、気にする必要もないかもしれませんが、原価計算の出発点になりますので。念の為。

更に説明を続けると、材料やワークが投入され、設備で加工されて、排出される、この加工設備が「工程」で「工程識別」です。
U字ラインなどの手動ラインの場合も、基本、加工設備1台を「工程」「工程識別」とします。

具体的には、順送プレス、NC旋盤、樹脂成形機、組付機の個々の1台で、「プレス1号機」や「NC2号機」、「○○組付機」などと「工程名」を付けます。

[例]工程名:プレス1号機, 工程記号:CP-100

[例]工程名:NC2号機, 工程記号:NC-200

工程レイアウト図

原価計算の「工程」を決めたら、それを「工程レイアウト図」に記載、表現して社内で共有します。

頭の中で分かっていて、すぐに描ける方は、作成する必要はないかもしれません。

原価計算の「工程」と「工程レイアウト図」のイメージは、下図のようになります。

参考までに、パーツフィーダー、NC旋盤、排出装置の実際の写真を以下に示します。

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「儲かる実際原価計算」の説明は以上です。

引き続き、「儲かる標準原価計算」「儲かる見積原価計算」もご覧ください。

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