「原価計算」とは
原価計算は、会社で扱っている商品、製品が1個(サービスなら1回)、幾らで出来ているか、幾ら費用が掛かっているか、を知ること(分かる)です。
これが、非常に大事です。
自動車1台の原価は200万円、付箋紙1個の原価は80円 など
原価が分かると、
自動車1台の利益は30万円、付箋紙1個の損益は-10円 など
改善ポイントが分かる、経営が計画的になる
一般論、原理原則と現実、実現性
ほとんどの会社で、原価計算、原価管理をやっていません。出来ていません。
上場企業や中堅企業でさえ、出来ていません。中小企業では尚更。
儲けるために必要なのに、なぜ、やらないのか?
その理由も分かります。
- そもそも、原価計算のやり方が分からない
- 理論は勉強したけど、原価計算を実務に落とせない
- 実務に落とすための道具が作れない
- 道具を用意しても現場に展開できない
- 現場を知らない、分からない
原価計算は、原価計算の理論以外に「会計」「工程」「標準時間」の3つが分からないと、できません。実現できません。
それぞれ範囲が広いですし、ある程度、ちゃんと勉強しないと理論は分かっても、実現できません。
しかし、大丈夫です。
本サイトには実現するための「やり方」「道具」があります。「やり方」を理解して、「道具」を現場、工程に展開します。
管理会計、原価計算も範囲が広いですし、やり方も色々です。
本サイトでは、「一般的な」原価計算に留まらず、「儲ける」ための理論、手段、手法として
「儲かる原価計算」
をご紹介、ご提案します。
以下、グレー(灰色)表記は、掲載予定です。
原価計算の基本
以下より、原価計算の基本について、具体的に説明していきます。
- はじめての原価計算
- 原価計算の必要性
- 原価計算の種類(見積原価・実際原価・標準原価)
- 原価計算の形態(個別原価・総合原価)
- 原価計算の計算手続き(費目・部門・製品別)
- 材料費・労務費・経費・製造間接費・一般管理販売費
- 実際原価計算
- 見積原価計算
- 標準原価計算
- 原価と利益の分析(固変分解・損益分岐点・直接原価)
原価計算の実務
- 原価計算に必要な情報、データ(概要)
- 材料費の管理
- 労務費の管理(作業時間・人員配置)
- 経費の管理(固定資産台帳・原単位管理)
- 生産実績の管理(製品別生産数、不良数)
- 標準時間の管理(段取時間・加工時間)
- 原価計算の計算方法