儲かるスループット会計

「儲かるスループット会計」とは

「儲かるスループット会計」とは、 イスラエルの物理学者であるエリヤフ・ゴールドラット博士が開発したマネジメント理論(*1) 「制約条件の理論(TOC理論)」に含まれる「スループット会計」を、製造業の実務で実践できるように製作した弊社商品ツールです。

  *1 経営改善を含む、あらゆる活動、業務、業種に適用できる全体最適の理論です。

「制約条件の理論」を、ちょっとだけ

「制約条件の理論」は、企業の儲け(お金)の最大化妨げているボトルネック」を特定し、改善し続ける経営理論です。

工場全体の生産量はボトルネックの生産能力で決まってしまう。よって、ボトルネック工程のアウトプットが最大限となるように、改善努力を集中させる。

反対にボトルネック以外の生産能力を改善しても、工場のアウトプットは増えないため、改善は行わない。(部分最適からの脱却)
アウトプット(売上)が増えないのに、改善費用は掛かるため、利益は減ってしまうからだ。

このボトルネックの説明に、「鎖(くさり)」や「遠足の時の子供の列」が使われる。
遠足でゴールに到着する時間は、一番足の遅い子供(ボトルネック)のスピードで決まってしまう。それ以外の子供が速く歩いても、早く目的地に到着することはない。
会社や工場、色んな活動で、一番遅い工程がボトルネックだ。(一番弱い鎖の輪がボトルネック)

左から3番目の子供が一番遅い。この子の歩くスピードより早く目的地に到着できない。
生産工程も同じで、一番遅い工程より早く出荷できない。(出荷=お金の入るスピード)

ボトルネックを頑張って改善すると、やがてボトルネックでは無くなり、別の工程にボトルネックが移る。(継続的改善)
このように、常に存在しているボトルネックを特定し、ボトルネックのみを改善し続けることで、企業の儲け、利益の最大化を追求できる。(選択と集中)

分かってしまえば、当たり前の事ですが、とかく、目先の改善に没頭してしまう。
常に、全体最適の思考で、会社全体を鳥瞰しなければならない

「それも、その通りだが具体的にどうすればいいのか」これが「儲かるスループット会計」の誕生です。

「制約条件の理論」は、弊社と同じ考え

「制約条件の理論」「スループット会計」では、企業の目的

現在から将来にかけて、お金を儲け続けること

と定義しています。

「スループット会計」は当社と同様財務会計を経営方針や意思決定、経営判断に使用することを否定しています。それは、 ゴールドラット博士 の以下の言葉に集約されています。

財務会計の計算上の利益より、キャッシュの獲得を

財務会計の決算書の利益は、財務会計の理論上、計算、計上された利益で、企業の実状とは懸け離れている
企業の実状を表すものはキャッシュだけだとして、スループット会計を開発されました。

これは、正に私共と同じ考えであります

当社の理念「すべての中小企業が「儲かる」ために」は、すべての中小企業が正しい経営判断をすれば、もっと儲かります、を意味しています。

「儲かる」とはキャッシュ、現金預金が増えることで、決算書の利益が増えることではありません。

何故なら、決算書の利益は間違っているからです。

プログ記事:会社経営の「間違った利益」問題編

「制約条件の理論」は凄い

「制約条件の理論」「スループット会計」は、米国製造業の復活やSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の基になった理論で、日本の更なる経済成長を恐れ、当時、日本語への翻訳が行われませんでした

この理論は「全体最適」の理論で、個別最適、部分最適でも改善が得意な日本の経営者が、その理論を取り入れ実行すると、部分最適で失われていた利益は改善され、その利益を全体最適の改善に投入されると、日本の経済発展は突出し、世界経済が破滅すると恐れられ、日本語版が出版されなかった

17年後に日本語版が出版された、著書「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か」(amazonで見てみる)が有名です。

「この本の通りにやったら、自社の業績が改善した」という米国製造業が多く現れたそうです。

国内累計125万部 全世界1000万人が読んだ、ビジネス小説

赤字続きの工場が3ヶ月後の閉鎖に追いつめられる。そこで、工場の所長が恩師に相談し、彼の言う通りに改善を実施すると、直ぐに業績が回復し..(結末は書籍で)

この時の手法が「制約条件の理論」と「スループット会計」である。
書籍の中で、所長や部下がボトルネックを特定し、改善し、業績評価を行うためにデータを集計し、どうするか意思決定している。

スループット会計は、会社の活動を、たった3つの指標で管理し、業績評価を行う理論です。

個々の社員、部門、工場等は、この3つの指標から取るべき行動、活動、仕事を決定します。

よって、非常に簡単にスループット会計を始める、導入することができます。

次の「スループット会計 3つの指標、KPI」もご覧ください。

詳しくは、ウィキペディア(Wikipedia)「 制約条件の理論」 に体系的に掲載されています。

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