投資の必要性
生産設備、自働化装置、多関節ロボットの購入、人材の新規雇用は、企業にとって大きな支出です。
安くても3百万円、高いと2億円以上する、設備もあります。
もしかすると、その投資で資金悪化に陥り、倒産の危機もあり得ます。
しかし、受注獲得や設備の老朽化で、生産設備を買わない訳にはいきません。
また、競合他社(国内外)に勝つためには、自働化、ロボット導入を進め、速くて安い、もの造りを推進しなくてはなりません。
中国は日本より、20%安い原価で生産しています。
今より、20%の原価低減は、相当、ハードルが高い。
その投資は儲かる?
さて、その必要な投資は儲かるのでしょうか?
儲からない投資では、投資資金を回収できません。
回収できないと、どうなる?
(案件1)新規に人員を雇用
年間500万円の雇用に投資すると、残業が減って、生産数が増えるから、いくら儲かる
(案件2)新規に生産設備を購入
減価償却費が増えるが、マシンタイム、サイクルタイムが、10秒短縮され、いくら儲かる
(案件3)新規に多関節ロボットを購入
減価償却費が増えるが、人員が削減され、いくら儲かる
このように、高いお金を出して投資するからには、事前に、いくら儲かるのか、投資対効果をキチンと計算しなければなりません。
儲けるために
本当に儲かるのか? 資金の回収はできるのか?
この「投資対効果」を計算するために、「標準原価」が必要になります。
「標準原価」が社内に無い会社は、「投資対効果」を計算できていません。
投資した時点で、資金を回収できない支出かもしれません。
くどいようですが、回収できないと、企業の存続に影響します。
更なる効果、最大効果
さて、「儲かる標準原価」の導入効果は、それだけではありまん。
最新鋭の生産設備、自働化装置、多関節ロボットの導入により、安い原価で生産できると分かります。
すると、次回の見積書から、安い価格の見積りを提示し、
●新たな顧客の獲得
●新たな製品の受注
に可能性が広がります。
この「新規受注」は
■企業にとって「一番大事」
■「儲かる標準原価」の「最大効果」
です。
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