この設備に投資しますか? 投資意思決定

皆さんは、「高額な設備」や「人員の新規雇用」へ投資する際に、事前に「投資対効果」を計算していますか?

  • 壊れそうな設備の買い替えだから
  • 新入社員は定期的に雇用する必要があるから

などの理由で、効果を計算をせずに、高いお金を支払っていませんか。

増してや、流行りとか他社の動向から、多関節ロボットを導入するなど「人員は減らないが、ロボットは導入する」となると、確実に利益は減る。
しかし、例えば、3年後から利益が〇〇円増加するとなれば、幾らまでなら投資できるのか?

投資の上限額は、投資対効果を計算しなければ分かりません。

最悪、「効果金額」は分からなくても、見積りなど売上価格を計算する際に、どのように計算すればいいのか、幾らで販売すれば良いのか、単純に考えると値上げの価格になってしまいます。

見積りの時点、販売、出荷のタイミング、製造した時点で、既に赤字が確定しているかもしれません。

事例

そこで、今回は良くある投資案件の事例から、

  • この投資は効果があるのか?
  • 効果金額は、どの程度か?
  • どうやって、計算するのか

を、考えてみましょう。

主力の生産設備を買い替える」場合の事例です。

「現在の設備」と「投資後の設備(買い替えた場合の設備)」の相違点は、下表の通りです。

この設備を使用して加工した物は、設備を買い替えても、値上げは出来ないこと(同じ価格)とします。
それ以外は、設備を買い替えても同じ条件とします。

  相違点 現在の設備 投資対象の設備
設備の購入価格 1000万円/台2000万円/台
加工時間60秒/個45秒/個

いかがですか?

あなたなら、新しい設備に投資し、2000万円で設備を購入しますか?

投資判断、投資意思決定の問題、課題です。

設備の価格が1000万円も多い、2倍の価格ですが、2000万円を回収できると思いますか?

投資する」と決めた方は、その理由を数字、金額で回答してください。

投資しない」と決めた方は、利益増加のチャンスを逃しているかもしれません。

答えは、次のページにあります。

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