「損益計算書」は経営判断に使用できません。
損益計算書の「利益」は、会社の現状を表していないからです。
経営者、社員が一生懸命に働いた成果と、大きくかけ離れています。
[記事]会社経営の間違った利益「問題編」
それでは何故、会社の状態、儲かっているのか? を知るために「損益計算書」を使うのでしょうか?
それは、その会社には「損益計算書」以外に、「利益」を知る方法が無いからです。
本サイトには、 会社の状態、儲かっているのか を知る方法があります。
本サイトには、そのための理論とツールがあります。
さて、本サイトの理論とツールは、一般的に「管理会計」と言います。
管理会計は、古来、「儲かっている会社」、「損益計算書が使用できないことを知っている会社」には、導入されています。
一方、「損益計算書」は「財務会計」と言います。
ここで「財務会計」と「管理会計」の違いを下表にまとめてみました。
財務会計 | 管理会計 | |
目的 | 損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書などの財務表を外部の利害関係者に公開する | 会計情報、標準時間などを集計して、経営者や管理者の意思決定や管理に使用する |
規則 | 外部の利害関係者 が他の会社と比較できるように集計、算出方法が決まっている | 決まったルールは無く、会社が自社の特性に合わせて集計、算出する |
特徴 | 集計、計算結果の正確さが求められる | 会社の現状を捉え、意思決定に使用できる情報 |
このように、損益計算書の「利益」は、会社の経営判断に使用できません。
そもそも、会社の中には、工程やコストセンター、組織があります。
それらを単に合計しても、そこから何も見えてきません。
管理会計のメインは「原価計算」です。
費用、コストを発生した工程や組織の単位で集計して、利益を算出します。
「損益計算書」は捨てて、今すぐ、本サイトのツールを導入しましょう。
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