IoTの未来
新聞、テレビ、webなど、メディアで「IoT」や「第4次産業革命」の言葉を聞かない日はありません。
確かに、現場、工程の情報の多くが、パソコンやタブレットでリアルタイムに分かれば、革命になるかもしれません。
革命の未来予想[例]
今月は1000個などと生産計画は必要無くなり、注文がインターネットから入力された時点で、直ぐに各設備が段替えを自動で行い、生産、加工が終わったら、ロボットが次の工程、設備に運んで、最後にはトラックから運ばれ、注文した物が届く、1個ずつの受注生産になる。
これは、自動化による、生産計画、生産管理、在庫管理、現場作業者の人員削減、人手不足の解消となります。
こんな世界が直ぐにできます。
やっている会社もあります。
お金と時間が必要
但し、「お金」と「時間」があれば、の話しです。
現実は、直ぐにできません。
中小企業は、1ライン、1工程も出来ません。
そもそも、IoTで、本当に儲かるのでしょうか?
人員がロボットや自動化装置、IoT機器に変わると、幾ら儲かるのでしょうか?
今、必要なのは
中小企業が、今、必要なのは、経営の実態、実状を把握することで、会社の現状把握です。
IoTも現場、工程の現状把握が目的です。
IoTでの現場、工程の「稼働状況」把握の前に、「儲かる原価計算」で
●各工程の原価
●生産品目毎の利益
の現状把握を行う必要があります。
IoTを導入した場合の投資対効果も、事前に分かるようになります。
IoTは、時間とお金が掛かる割に効果が少ないです。
「儲かる原価計算」は今すぐに、安く、簡単に始めることができます。
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