原価計算の始め方、はじめの一歩について、「実際原価計算」を例に、具体的に説明します。
当サイトの「儲かる原価計算」は、市場にある他の原価計算の製品や商品と比較しても、格段に簡単で安価です。
しかし、原価計算に必要な情報は、社内の異なる部署から集める必要があります。
このブログでは、原価計算に必要な情報を「具体的な」Excelシートで示すと共に、どこの部署が、そのExcelシートに入力すべきかを説明します。
自分で集めるのは難しくても、他の専門の部署なら簡単です。
それでは早速、始めましょう。
収集する情報は、以下の4つです。
- 工程記号
- 減価償却明細
- 生産実績
- 売上実績
以下でも説明します、4つ情報を収集するExcelシートを無料公開しています。以下より、ダウンロードしてご活用ください。
1.工程記号の設定
右図にあるように「NC-101」など、原価を計算する単位となる工程に記号を設定します。
実際の工程に対して、どの設備群を原価計算の工程とするのか、決定します。
2.減価償却明細
左図の「資産管理コード」「資産名」「減価償却額」のリストを「経理」からExcelシートに出力してもらいます。
このリストの中から、前項の1で工程に設定した設備、資産の行に「工程記号」を入力します。
3.生産実績
「工程記号」の工程で生産された生産品の「製品番号」「標準加工時間」「生産数」
4.売上実績
得意先番号、製品番号毎の「売上単価」と「売上数量」のリストを「営業」からExcelシートとして出力してもらいます。
原価計算に必要な情報が収集できたら、「商品:実際原価計算」にコピー&ペーストします。
必要な情報をコピペすると、原価計算は自動で行います。
今すぐ「儲かる原価計算」を始めましょう
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