川崎重工の「人共存型の双腕スカラロボット“duAro”(デュアロ)」です。
https://robotics.kawasaki.com/ja1/products/robots/dual-arm-scara/
産業ロボットは、「一度、設置すると動かせない」という課題を解決するロボットだそうです。
「動かせない」とは、「簡単に移動できない」ということで、今まで産業ロボットは、類似形状の量産型の製品を生産している現場を対象に開発、投入されてきたと思います。
これは、ロボットに同じ作業を繰り返し何回も行わせることを、主眼に置いているからかと。そう、移設する必要がない現場。(納得。)
しかし、製造業は好調な自動車業界だけではなく、儲かるために自働化を推進しなければならない業界も多い。
電気・電子業界など、製品ライフサイクルが短く、数ヶ月単位でのモデルチェンジを繰り返す分野では、ロボットを必要としながらも、準備期間や費用対効果の面で自動化が難しいと考えられてきました。 (川崎重工HPより、抜粋)
いい所に目を付けたと思います。
さて、移動、移設型ロボットとも名付けましょうか、このロボットの構造が、台車の上に双腕アームを設置し、台車の中にコントローラを配置している。
台車なので、簡単に移動、移設が可能ということです。また、人一人分のスペースに設置可能だそうです。
弁当屋の具材盛り付けにも、このロボットが有効みたいです。
弁当のトレーや具材、盛付けも、短い期間で変わるので、有効だそうですが、ちゃんと儲かるのでしょうか?
ロボットも高いですね。このロボット導入による効果、本当に儲かっているのか、儲かったのかを把握して、更なる改善、投資を実施する必要があります。
本当に儲かったのか? を把握する「儲かる原価計算」とは?
コメント