Cloud Days 2017 名古屋

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昨日、「Cloud Days 2017 名古屋」に行って来ました。

もちろん、IT関連の最新動向を知るためです。

やはり、AWS(amazon web services)などの「クラウドサービス」や「IoT」が熱いですね。

AWSは、ここ10年で売上高が1兆円増えたそうです。それだけ、ニーズがあるということ、ですね。サービスの数も凄い。機械学習やIoTもある。

ついこの間までは、本屋(amazon)だと思っていたら(笑)

面白かった

個人的に一番、面白かったのが、無料セミナーの

「町工場でも成果の出せるIoT!」
~昭和の機械も接続~

です。

トヨタの一次サプライヤ(仕入先)の「旭鉄工」が、IoTに対する自社の取組みを説明されました。(私の会社も一次サプライヤ)

この取組みは、色々なメディアで、取り上げられています。
参考 中小企業のIoT(NHK)

その中で、社長が言っていたのが、

IoTは手段で、目的が大事

IoTを使って、生産数、設備の停止時間など、生産の状況、生産性の問題を見えるようにする。

目的は改善を行うこと。原価を把握すること。

当然と言えば、当然。
「原価を把握する」は、本サイトの必要性(参考 原価計算の必要性)と同じです。

コツは、欲張らずに、少しのデータ収集から始めること。

IoTというと、よくビッグデータとセットで話しがされるし、AIにはビッグデータが必要になるので、つい多くのセンサー、データを収集するように思ってしまいがち。

まずは、IoTを使って、

  • 設備の停止時間
  • 生産数
  • サイクルタイム(CT・MT・標準時間)

の収集から始める。でないと、データに埋もれて、分析、改善が進まない。
本サイトの「儲かる原価」でも、同様のデータが必要です。

取組み事例の結果から、

生産性が2倍に改善できた

工程もあるようです。

そのIoT導入の費用が、また安い。設備5台分の費用で、

  • 初期費用:100,000円
  • 月額費用:39,800円

IoTの導入機器は、無線の送受信機、光センサー、磁気センサーのみで、クラウドを使用するため、手持ちのスマホにて稼働状況を参照できる仕組みだそうです。

ロボットの話 ちょっと難しい

知能化の技術と産業用ロボットの進化がもたらす新たな生産現場の将来像

という、セミナーも聞いてきました。

デンソーウェーブ社とザイリンクス社のパネルディスカッションです。

一言で言うと、「産業ロボットに必要な半導体」。

ASIC、FPGA、DSPなどの半導体の話でしたが、この話、どれだけの人が理解できたのでしょうか?

私は、組み込み系の開発にも携わっていたので、分かりましたが、多分、多くの方が??? だったのではないでしょうか?
PCやスマホのアプリでは、μオーダー(msオーダーも!?)なんか、関係ありません。(Raspberry Piでも!?)

ただ、ロボットを含む、生産現場の制御機器を制御するシステムを開発する「統合開発環境」の整備も進める、と言っていたのは楽しみですね。

 

最後に、相変わらず、会場内が「暑い」です。

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