最近、色々な物が値上げされています。
理由は、原材料、資材、燃料、輸送費が高騰されているため。
たぶん、本当だと思います。
しかし、値上げ幅は正当でしょうか?
企業も適正な利益を得る必要があります。新商品や画期的な製品を開発するために、開発費に投資しなければなりません。
それでは、適正な利益を得るための「値上げ幅」は、どうやって計算するのでしょうか?
その答えは「原価計算」です。
今、製品一個を生産するのに幾ら費用、コストが掛かっているのか、「製品別原価計算」を行う必要があります。
製品A 価格 330円/個 - 原価 300円/個 = 利益 30円/個
製品B 価格 1800円/個 - 原価 2000円/個 = 利益 -200円/個
しかし、その 「製品別原価計算」 が難しいのです。
生産するのに掛かっている、すべての材料費、労務費、経費を、生産しているすべての製品(製品A、製品B..)に幾ら掛かっているのか、どのように計算すればいいのか、多くの企業で分かっていません。
上場企業でも、ちゃんと計算できていない会社は、数多くあります。
ツールで解決
私共には、「これ以上、簡単にはできない」一番簡単な原価損益計算ツール「First」があります。
原価損益計算ツール「First」があれば、
- 赤字の商品、製品が分かります。
- 製品1個の利益、利益率から、値上げ幅を計算できます。
- お客様に値上げ要請を説得するための根拠を明確に示すことができます。
- 海外と国内、どちらが安く生産できるのか、国内回帰を正しく判断できます。
- 正しくない決算書の利益から脱却し、真の利益から正しい経営判断ができます。
簡単に、値上げに踏み切る?
さて、「First」があれば、正当な値上げ幅が理論的に算出できます。
しかし、「企業努力をしての値上げなのか?」「改善もしないで単純に赤字だから」では、お客様、消費者は納得しません。
そこで、日頃から毎日、改善に向けた活動を管理する、予算管理ツール「TARGET」をご紹介します。
ツール「TARGET」は、「変動費」の適正な消費を管理するツールで、加工油や刃具、労務費やガソリンなど、個々の品目毎に消費量の目標を毎日、自動で計算できます。
消費量の目標=予算を、過去の実績と統計的手法で自動計算し、実績使用量との差から、異常を発見、改善に繋げることができます。
予算管理ツール「TARGET + DashBoard」は、
- 根拠のある精度の高い予算、目標で、適正な消費を管理できます。
- 予算、目標は、ツールが毎日、毎月、年間で自動計算
- ダッシュボードと各種グラフで分析、改善、対策へ
- トヨタ自動車も実施している「統計的予算管理」
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